Nov11’s diary(自宅での開発環境作り )

3Dプリンタと切削加工機で工作した事をアップして行きます

自作したロボットアームを制御する(現実認識を行う)(その2)OpenCVで将棋の駒を認識する

OpenCVVisual studio C++を使ってオセロのコマが認識できる様になったので、プログラムに認識方法などの改良をして将棋の駒が認識できるかやってみた
駒の重なりや光源などの影響で誤認識を起こしたり、認識スピードが遅いなど色々と解決しなければいけない問題点はあるが、とりあえずのところ何とかなりそうだ
後は、OpenCVの学習機能などを利用して、認識率と処理速度を向上させるとしよう

それにしても、凄い時代になったものだと、つくづく感じでしまう
以前、音声合成を作成した時の費用が、1000円程度で、今回の画像認識用のWebカメラも1000円程度!
今は、ノートパソコンを使用しているけど、RasberryPIなどのボードコンピュータにプログラムを移植すると、電源回りを含めても1万円ぐらいで出来てしまう
ずいぶん前に、ガレージメーカーと言うのが有ったけど、開発環境も含めて、アイデアさえ有れば、わずかな金額で起業する事が出来そうだし、CADが使えれば、機械が作ってくれるので、人手もいらない
これで人工知能が、どんどん進化すると、10年後に、良いアイデアを出す人以外はどうなるのか、普通の開発案件は有るのか、少し不安になってしまう今日この頃です

[認識結果]

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[認識している動画]

youtu.be

さて、将棋の駒が認識出来るようになったので、エドと将棋が打てるようになる
ん! えっ! うぁ~! 将棋のプログラムを考えて無かったです
オセロなら何とかなりそうなので、エドとはオセロで遊ぶ事にしよう
そうだ!そうしよう! 将棋は、しばらく封印する事にしようと、筆者は涙ながらに思うのであった

なお、ブログの内容を参照して実行した結果に責任は負いかねますので、ご了承下さい