RaspberryPIでの開発(その3)開発環境作成(GoogleTest)
VirtualBox&Debian&gccで、最低限の開発環境が出来たので、テスト環境も作成する事にしてみた
今までは、CUnitとかJUnitを使ってテストしてたけど、今回は、GoogleTestを使用する事にしてみました
ちょこちょこ新しいものを取り入れないと、筆者の多様性が失われるので、やっとかないとですね
と言う訳で、GoogleTestをDebianにインストールして動作確認をしてみました
1)GoogleTestをダウンロードする
以下のサイトから[Source Code]をクリックするとダウンロード出来るので、適当な場所に保存して
解凍しておく
URL:https://github.com/google/googletest/releases
2)解凍したファイルを転送する
WinSCPを使用して、解凍したファイル[googletest-release-1.8.1]を転送する
圧縮したファイルを転送した場合は、unzipで解凍する
今回は、ユーザーフォルダに[eclipse]フォルダを作成し、その配下に転送しました
[eclipse]にしたのは、プログラム作成は、eclipseで行う予定なので、この名称にしました
3)GoogleTestをコンパイルする
googletest-release-1.8.1フォルダの配下に[build]フォルダを作成し、[build]フォルダに移動した後、
[cmake ..]を行い、環境用に[make]を行うと、GoogleTest用のライブラリーが作成されているので、
確認します
4)ライブラリーにパスを通す
[.bashrc]に作成されたライブラリーのパスを追加する
(※)念のために、コピーを取っておいた方が良いかもですね
ちなみにコマンドは、[cp .bashrc .bashrc.old]です
追加出来たら、再度ログインするか、[source .bashrc]でパスを反映する
5)プログラムを作成し転送する
以下のプログラムを作成し、WinSCPで[eclipse]フォルダの配下に転送する
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#include <gtest/gtest.h>
TEST(MathTest, OnePlusOneIsTwo) {
EXPECT_EQ(2, 1+1);
}
GTEST_API_ int main(int argc, char **argv)
{
printf("Running main() from gtest_main.cc\n");
testing::InitGoogleTest(&argc, argv);
return RUN_ALL_TESTS();
}
------------------------------------------------------
6)プログラムをコンパイルし動作させる
以下のコマンドで、コンパイルし、実行させます
[g++ test.cpp -I$GTEST_INC -L$GTEST_LIB -lgtest_main -lgtest -lpthread]
おぉ~!動いてくれました!
後は、SysLogで、ログ出力が出来る様になれば、最低限のテストができそうですね
なお、ブログの内容を参照して実行した結果に責任は負いかねますので、ご了承下さい